ひとことにビカクシダの水やりと言っても、株の大きさや育てている数によって最適な水やり方法がある。
今回は「ビカクシダの株の大きさや数による、”シーン別おすすめの水やり方法”」を紹介する。
おさらい:ビカクシダの水やりのタイミングの見極め方

基本的には、水苔が乾いていたら水やりしよう…なのだが。
ビカクシダの水やりのタイミングについては、上記の記事で詳しく説明しているので参考にしてほしい。
ビカクシダの株の大きさや数による、”シーン別おすすめの水やり方法”

お手持ちのビカクシダの株の大きさや、育てている株数によっておすすめの水やり方法があるので、今回は3つにわけて紹介する。最後に私の水やり方法も紹介しているのでお付き合いいただきたい。
ポリボトルで1株ずつ水やりする方法

小さな株を少量育てている人におすすめの水やり方法。ビカクシダをはじめたばかりで、株数が少ない場合にはこの方法が株の観察も同時にできるので一番よい。
壁からビカクシダを外し、受け皿の上あるいはお風呂場で、1株ずつ株の上部(貯水葉の上側・12時の方向)から水やりする。
ノズル付きのポリボトルなどを使用すると、株や水苔の量(密度)にどのくらいの水量が必要か感覚をつかみやすい。
水苔が非常に乾燥して水を弾いてしまう場合は、霧吹きで水苔の表面を湿らせてからあげると水分が浸透しやすい。
水苔全体に水分が行き渡ったら壁に戻す。(水をあげ過ぎた場合には”水切り”する)
- 小さな株を少量育てている人
- 水やり後の”水切り”が不要
- 褐斑細菌病になりにくい
- たくさんの株を育てている人には面倒に感じる
- 株数によっては水やりに時間がかかる
バケツに張った水に浸けて水やりする方法

小さな株をたくさん育てている人におすすめな水やり方法。愛好家の間では通称「ドボン」と呼ばれている。
バケツに水を張り、板ごとビカクシダ全体を水に浸ける。株全体が浮いてこないように手で抑えておくか、板の面を上にして株が水中に沈むように放置する。
水苔から泡が出なくなれば十分に水が行き届いた状態。取り出し、水切りして壁に戻す。
- 小さな株をたくさん育てている人
- 水苔の隅々まで水分が浸透する
- 液肥を与える時に効率が良い
- 大株には不向き
- 褐斑細菌病が伝染しやすい
- 水やり後の”水切り”が必要
お風呂場のシャワーで水やりする方法

大株や少ない数のビカクシダを育てている人におすすめの水やり方法。
壁からビカクシダを外して、お風呂場のタオルハンガーなどに吊るし、シャワーで株の上部(貯水葉の上側・12時の方向)から水やりする。自然界で雨が降るようなイメージで与える。
水圧が強すぎると星状毛が剥げてしまうので、適宜やさしい水圧になるように調整するのがポイント。
水苔の下部から水が滴るくらい十分に水やりをし、そのまま吊るして水切りする。滴りが止まったら、元の壁に戻す。
- 小さな株から大きな株まですべてのサイズに適している水やり方法
- 部屋の床が濡れない
- 褐斑細菌病になりにくい
- たくさんの株を育てている人には移動が面倒
- 水やり後の”水切り”が必要
- お風呂場の床が汚れやすい
私の水やり方法を紹介
ここ
大小様々なサイズのビカクシダを大量(たぶん数百株はあろうか)育てている私の水やり方法を紹介しておこう。
紹介した基本的な水やり方法のハイブリッド型とでも言おうか、水受けに無印良品のベランダストッカーのようなケースを用意し、園芸用の散水タンクからシャワーするように与えている。
慣れてくれば、水苔から滴らないギリギリの水分量がマスターできるので、水切りの時間も不要で効率が良い。
万一、水が滴る場合も、ケースの縁に株を掛けて水切りしている間に、次の株への水やりが進められる。最後にケースに溜まった水は鉢植えの観葉植物の水やりに利用するのでエコでもある。
おわりに:シーンに合った水やり方法をマスターして効率良くお世話しよう
ここ
今回は「ビカクシダの株の大きさや数による、”シーン別おすすめの水やり方法”」を紹介した。
お手持ちのビカクシダによって最適な水やり方法を見出してもらえる参考になれば嬉しい。
日々のお世話に欠かせない水やりは、効率良くこなせた方がいいので、ぜひあなたの栽培環境にあった水やり方法を工夫してみてほしい。









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