ビカクシダの原種18種類と品種ごとの自生地・特徴・育て方のまとめ

様々な草姿が魅力のビカクシダ。自然界に自生している「原種は18種類」とされている。

今回は自然界に自生する「ビカクシダの原種」について自生地・特徴・育て方をまとめた。

好みの株姿や育てやすさなど、ビカクシダ選びの参考にしてほしい。

サクッとおさらい「ビカクシダ」とは?

ビカクシダの原種18種類と品種ごとの自生地・特徴・育て方のまとめ

ビカクシダとは?
  • ビカクシダ属(ビカクシダぞく、学名:Platycerium、プラティケリウム)は、ウラボシ科のシダ植物の1群である。
  • シダ植物なので花は咲かない
  • 「胞子葉」「貯水葉」という2種類の異なる形状の葉を展開する、独創的な株姿をした植物。

アガベやサボテンと同じように、ビカクシダにも様々な自生地のルーツや種類(品種)が存在する。

特に人為的に新品種の作出が盛んなビカクシダも、作出までのルーツを辿れば以下に紹介する「原種18種類」に行くつくことになる。

ビカクシダ原種の分布:自生地は熱帯域

ビカクシダの原種18種類と品種ごとの自生地・特徴・育て方のまとめ

ビカクシダは赤道付近、東南アジア、オセアニア、南米、アフリカの熱帯地域に自生している。

世界地図を見ると気づくように、ビカクシダは日本よりも南の、温暖な気候の地域に生息している。

つまり、ビカクシダを育てるうえで「日本の冬の寒さが苦手」とイメージしておくだけでもうまくいくだろう。

そんな18種類のビカクシダの原種の生息地を地域ごとに4つのグループにわけると、品種ごとの見た目や育て方の特徴をイメージでき、お気に入りのビカクシダを見つけやすいだろう。

ビカクシダ18種の原種と自生地域ごとのグループ

南アメリカ地域

※品種名をクリックすると、詳細にジャンプします。

オセアニア地域のビカクシダ原種

ビカクシダの原種18種類と品種ごとの自生地・特徴・育て方のまとめ

オセアニア地域のビカクシダは、初心者でも育てやすい品種が多い。

ウィリンキー(P. willinckii)

  • 学名:Platycerium willinckii
  • 自生地:ジャワ諸島 小スンダ島
  • 耐寒性:10℃以上

成長すると中型から大型になる品種。地域による草姿のバリエーションが多いため人気が高い。

貯水葉は幼苗のときは丸く、成長にともなって上部に深い切れ込みが入り扇状に広がるのが特徴。胞子葉は細長く、下垂して先端が多分岐する。星状毛は高密度で、角度によって白っぽく見えることもある。

P. willinckii 育て方
赤道直下の熱帯気候の雨季と乾季がはっきりした地域に自生しているため、乾燥には強い。寒さに弱い傾向があるため、冬でも15℃以上の環境を維持したい。
日照を好むので、午前中の直射日光や20〜50%遮光した日中の日ざしで育てると良い。根本がきちんと乾燥してからたっぷり水やりをすることと、適度に風通しのよい環境で管理する。
入手難易度:2.0 out of 5.0 stars
栽培難易度:1.5 out of 5.0 stars

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ベイチー / ビーチー(P. veitchii)

  • 学名:Platycerium veitchii
  • 自生地:オーストラリア ニューカレドニア
  • 耐寒性:5℃以上

成長しても小型から中型の品種。原産地による葉の形状のバリエーションが多いため人気が高い。

胞子葉の表面を覆う星状毛が高密度で、白っぽく見えるのが特徴。

胞子葉は上に向かって細長く伸び、貯水葉の上部は鋭い切れ込みが入る。

日本の気候でも比較的栽培しやすく、子株が増えやすい品種。

育て方
日照はやや強めを好む。日照不足になると葉が間延びしてしまうので注意が必要。
冬でも15℃以上の環境なら成長するものの、最低気温10℃以下になる場合は水やりを控えめにして越冬させる。
入手難易度:2.0 out of 5.0 stars
栽培難易度:2.0 out of 5.0 stars

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ビフルカツム(P. bifurcatum)

  • 学名:Platycerium bifurcatum
  • 自生地:オーストラリア東部
  • 耐寒性:5℃以上

成長しても小型から中型の品種。もっとも育てやすく、園芸店などで広く販売されている。

より育てやすいようビフルカツムを品種改良した「ネザーランズ」はより強健で初めてのビカクシダに挑戦する品種として最適。子株もよくつくので、繁殖させやすいのも魅力。

胞子葉は分岐しながら上に向かって細長く伸び、貯水葉の上部は浅い切れ込みが入る。

育て方
強健な品種で、とくに寒さに強いのが特徴で、霜が降りない地域の日が当たる場所なら通年で屋外管理も可能。
日当たりは半日陰〜やや強めで管理し、夏の直射日光は避ける。
入手難易度:1.0 out of 5.0 stars
栽培難易度:1.0 out of 5.0 stars

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ヒリー(P. hillii)

  • 学名:Platycerium hillii
  • 自生地:オーストラリア東部
  • 耐寒性:5℃以上

成長しても小型から中型の品種。とても丈夫で子株をよくつける繁殖力が強いのが特徴。

胞子葉は葉先に向かって幅広く肉厚で星状毛が少ないので緑。上に向かって伸びながら、先端が重みで垂れ下がる。胞子葉自体はあまり長く伸びない。

貯水葉は成長しても丸形で切れ込みは入らず、水苔を覆うように展開する。

育て方
丈夫な品種であるが、水やりの際は根にきちんと水が届くように水やりをする必要がある。
夏場は蒸れやすいので風通しのよい場所が好ましい。また、葉焼けを起こしやすいため、夏の直射日光は50%程度の遮光で管理するとよい。
寒さにも強いものの、15℃を下回る頃には屋内で管理をする方がおすすめ。
入手難易度:2.5 out of 5.0 stars
栽培難易度:1.5 out of 5.0 stars

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スパーバム(P. superbum)

  • 学名:Platycerium superbum
  • 自生地:オーストラリア東部
  • 耐寒性:5℃以上

大型に成長する品種。日本の気候でも育てやすいため、園芸店でも流通する。グランデと似ているため、混同されていることもある。

胞子葉は株が成長しないと展開しない。細長く多分岐して下垂する。成熟すると胞子葉の二叉の基部に胞子のうが1つできるのが特徴。

貯水葉は上部が王冠状に広がる。定期的に貯水葉が展開しないと株が弱っていくので注意が必要。

育て方
日照条件への対応も柔軟なものの、夏の直射日光は遮光する必要がある。寒さにも強いものの、10℃以上を維持して管理する。
子株で増えないため、胞子培養で増やす。
入手難易度:2.0 out of 5.0 stars
栽培難易度:2.0 out of 5.0 stars

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東南アジア地域のビカクシダ原種

ビカクシダの原種18種類と品種ごとの自生地・特徴・育て方のまとめ

東南アジア地域に自生する原種は、独特の草姿で人気のリドレイや圧巻の大型品種が揃うのが魅力。

リドレイ(P. ridleyi)

  • 学名:Platycerium ridleyi
  • 自生地:ボルネオ島 スマトラ島 マレー半島
  • 耐寒性:12℃以上

原種の中でもひときわ独特なフォルムのビカクシダで、人気の品種。

成熟した株になると、「スプーン」と呼ばれる独自の胞子葉に胞子をつける。

親株が枯れるときにのみ、根茎が枝分かれして脇芽を出して新しい株が生まれるという特徴がある。

育て方
自生地では樹木の上部に着生しているため、日当たりよく、通気に優れた環境を好む。光・風・水・温度・湿度をバランス良く保つ必要がある印象。
見た目が独創的であるため人気だが、栽培難易度はかなり難しい。
入手難易度:2.0 out of 5.0 stars
栽培難易度:5.0 out of 5.0 stars

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コロナリウム(P. coronarium)

  • 学名:Platycerium coronarium
  • 自生地:タイ フィリピン シンガポール ベトナム ボルネオ島 ジャワ諸島
  • 耐寒性:12℃以上

大型に成長するビカクシダで、下垂する胞子葉は先端を多分岐させながら1m以上になることもある。

成熟した株になると、「スプーン」と呼ばれる独自の胞子葉に胞子をつける。

胞子葉の表面を覆う星状毛は少なめでツルツルした光沢のある質感。

育て方
木漏れ日のような光を好み、根腐れを防ぐためにも通気に気をつけながら栽培する。15℃を下回る時期には室内管理で育てると越冬できる。
入手難易度:3.0 out of 5.0 stars
栽培難易度:3.0 out of 5.0 stars

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グランデ(P. grande)

  • 学名:Platycerium holttumii
  • 自生地:マレー半島 タイ カンボジア ラオス ベトナム
  • 耐寒性:12℃以上

大型に成長する品種。株が成熟しないと胞子葉が出ない。

上部が大きく広がる王冠状の貯水葉が特徴。

ワンダエやスパーバムと似た胞子葉の形状であるが、1枚の胞子葉に2つの胞子のうをつけることで見分けられる。

育て方
年間を通して根腐れしやすいので、根本が完全に乾いてから水やりをし、風通しが良い場所で管理する。
寒さに弱いため、冬でも15℃以上の環境を維持したい。
入手難易度:3.0 out of 5.0 stars
栽培難易度:2.0 out of 5.0 stars

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ホルタミー(P. holttumii)

  • 学名:Platycerium holttumii
  • 自生地:マレー半島 タイ カンボジア ラオス ベトナム
  • 耐寒性:12℃以上

大型に成長する品種。肉厚で光沢がある。

冠状の貯水葉が特徴で、株が成長すると幅広の大きな胞子葉を展開する。

自生地ではモンスーン気候の湿度と日当たりの良い場所で育つため、栽培下でも高湿度と強い光が求められる。

育て方
年間を通して明るい日なた〜半日陰で管理し、根本が乾いてきたらたっぷり水やりをして栽培する。最低気温が15℃を下回る時期には室内、10℃を下回る頃には水をひかえめに休眠させて管理する。
入手難易度:3.0 out of 5.0 stars
栽培難易度:2.0 out of 5.0 stars

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ワリチー(P. wallichii)

  • 学名:Platycerium wallichii
  • 自生地:ミャンマー マレー半島 インドシナ
  • 耐寒性:12℃以上

原種の中では比較的小型の品種。

株が成長すると幅広の胞子葉を展開する。

日本の気候では、冬に葉を内側に丸めて休眠し、春になると丸めていた葉を元に戻す特徴がある。

育て方
年間を通して明るい半日陰で管理し、根本が乾いてきたらたっぷり水やりをして栽培する。最低気温が15℃を下回る時期には室内で水をひかえめに管理する。
入手難易度:2.5 out of 5.0 stars
栽培難易度:4.5 out of 5.0 stars

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ワンダエ(P. wandae)

  • 学名:Platycerium wandae
  • 自生地:インドネシア パプアニューギニア島
  • 耐寒性:12℃以上

大型に成長する品種。肉厚で光沢がある。

冠状の貯水葉が特徴で、株が成長すると幅広の大きな胞子葉を展開する。

自生地ではモンスーン気候の湿度と日当たりの良い場所で育つため、栽培下でも高湿度と強い光が求められる。

育て方
年間を通して明るい日なた〜半日陰で管理し、根本が乾いてきたらたっぷり水やりをして栽培する。最低気温が15℃を下回る時期には室内、10℃を下回る頃には水をひかえめに休眠させて管理する。
入手難易度:3.0 out of 5.0 stars
栽培難易度:2.0 out of 5.0 stars

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アフリカ地域のビカクシダ原種

ビカクシダの原種18種類と品種ごとの自生地・特徴・育て方のまとめ

アフリカ地域に自生するビカクシダの原種は6種類。小型から大型まで様々な原種が存在する。中でもマダガスカリエンセは個性的株姿で人気がある。

アルシコルネ(P. alcicorne)

  • 学名:Platycerium alcicorne
  • 自生地:アフリカ東部 マダガスカル島
  • 耐寒性:8℃以上

小型に成長する品種。同一品種でありながら、産地によって草姿が異なり、マダガスカル産のアルシコルネはバッセイ(vassei)とも呼ばれる。

胞子葉は細く短めで上向きに伸び、先端が細かく分岐する。星状毛は少なめなのが特徴。

アフリカ産の貯水葉は、丸形でツヤのある質感。マダガスカル産の貯水葉は、上部に深い凹凸がある。

育て方
日ざしには強いタイプなので、光量が不足すると徒長しやすい。日中は遮光下で管理する。
真夏の高温時や冬場10℃以下になると成長が鈍くなるので、水やりの回数などを工夫する必要がある。15℃以上を維持できれば冬場でも成長する。
入手難易度:2.0 out of 5.0 stars
栽培難易度:2.0 out of 5.0 stars

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エリシー(P. ellisii)

  • 学名:Platycerium ellisii
  • 自生地:アフリカ東部〜西部
  • 耐寒性:12℃以上

小型〜中型に成長する品種。日本では親株サイズがあまり流通しない。

胞子葉は幅広で先端の分岐が少なく、雨を受けるように凹んで上に向かって伸びる。水分の蒸発を防ぐためにロウ上の物質に覆われてツルツルしているのが特徴。

貯水葉もロウ状の物質に覆われて、根を包み込むようにお椀状に展開する。

育て方
ビカクシダの中でも高温多湿を好む品種。
自生地の夏は高温多湿、冬はやや冷涼な気候を意識して管理する。光量は木漏れ日程度の場所を好む。
入手難易度:4.0 out of 5.0 stars
栽培難易度:3.0 out of 5.0 stars

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ステマリア(P. stemaria)

  • 学名:Platycerium stemaria
  • 自生地:アフリカ中部〜西部
  • 耐寒性:12℃以上

中型〜大型に成長する品種。ワイルド株の入手が困難なため、胞子培養株が流通している。

胞子葉は星状毛が少なくツルツルしているが、裏面は高密度の毛で覆われている。

貯水葉は上部が長く、先端が手前に広がることで上から落ちてくる落ち葉や虫をキャッチする構造なのが特徴。

育て方
春〜夏は50%遮光で、水苔の表面が乾いてからしっかり水やりする。やや湿度が高い環境を好む。
寒さには比較的強いものの、10℃以上を維持して管理する。
入手難易度:3.0 out of 5.0 stars
栽培難易度:2.0 out of 5.0 stars

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マダガスカリエンセ(P. madagascariense)

  • 学名:Platycerium madagascariense
  • 自生地:マダガスカル島
  • 耐寒性:12℃以上

小型に成長する品種。日本では子株やメリクロン株で流通する機会が増えている品種。

胞子葉は幅広で短く、上向きに伸びる。
貯水葉は深い凹凸があり、根を包み込むように展開するのが特徴。

子株を多く出す品種で群生しやすい。

育て方
日本の夏の暑さに弱いため、葉水や風通しで株の温度を下げるなど対処が必要。日当たりも60%程度の遮光で管理する。
冬場は20℃以上を維持しておきたい。
入手難易度:2.5 out of 5.0 stars
栽培難易度:4.5 out of 5.0 stars

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クアドリディコトマム(P. quadridichotomum)

  • 学名:Platycerium quadridichotomum
  • 自生地:アフリカ東部〜西部
  • 耐寒性:12℃以上

小型に成長する品種。入手、栽培難易度が最も難しいとされるビカクシダ。

胞子葉は波打つような形で下垂し、2回分岐して葉先が4つに分かれるのが特徴。小品種名の由来にもなっている。

冬場の休眠期に入ると、葉を内側に巻き乾燥から身を守るが、春からの成長期に元通りに再生して成長をはじめる。

貯水葉は上に伸びて、葉先が浅く切れ込みが入る。

育て方
ビカクシダの中でも高温多湿を好む品種。
日当たりは20〜50%の遮光で明るい場所で管理する。成長期は水苔が乾いたらたっぷり水やり、休眠期は控えめな水やりで乾燥気味に管理するとよい。10℃以上は維持できる環境が必要。
入手難易度:5.0 out of 5.0 stars
栽培難易度:5.0 out of 5.0 stars

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アンゴレンセ(P. angolense)

  • 学名:Platycerium angolense
  • 自生地:アフリカ東部〜西部
  • 耐寒性:10℃以上

中型〜大型に成長する品種。

胞子葉は幅広で先端が分岐しないのが特徴。同じ形で2枚の葉が展開する姿がゾウの耳に似ていることが旧種小名「エレファントティス」の由来になっている。
*旧種小名:エレフェントティス(P. elephantotis)

貯水葉は成長すると上部が長く伸びる。あまり切れ込みは入らない。全体的に葉脈がくっきりしているのも特徴。

育て方
成育環境にはある程度の光量と温度が必要ながら、夏は50%遮光で管理する。
自生地の環境は雨季と乾季があるため、乾燥と湿潤のメリハリをつけた管理をするとよい。低温下での湿潤には弱く根腐れを起こしやすいので乾燥気味に、15℃以上を維持して管理する。
入手難易度:2.0 out of 5.0 stars
栽培難易度:3.0 out of 5.0 stars

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南アメリカ地域のビカクシダ原種

ビカクシダの原種18種類と品種ごとの自生地・特徴・育て方のまとめ

南アメリカ地域に自生するビカクシダの原種は1種類。「アンディナム」一択となる。

アンディナム(P. andinum)

  • 学名:Platycerium andinum
  • 自生地:ペルー ボリビア
  • 耐寒性:12℃以上

大型に成長する品種。自生地では2m以上にもなる。

胞子葉は細長く下垂し、先端が多分岐する。星状毛の密度も濃いのが特徴。

貯水葉は上に長く伸び、先端は深く切れ込みが入る。

育て方
木漏れ日のような光量を好むため、朝以外は遮光下で管理するとよい。水を好む品種なので、乾燥させすぎない水やりが必要。
寒さに弱いので、冬場は15℃以上を維持できるような環境をつくる。蒸れやすい環境ではサーキュレーターなどで空気を動かすことが好ましい。
入手難易度:4.0 out of 5.0 stars
栽培難易度:3.0 out of 5.0 stars

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まとめ:愛好家のInstagram投稿もさらなる品種発見の参考になる

ビカクシダの原種18種類と品種ごとの自生地・特徴・育て方のまとめ

今回は自然界に自生する「ビカクシダの原種」18種類について自生地・特徴・育て方を紹介した。

様々な草姿があっておもしろいビカクシダの世界を感じていただけたのではないだろうか。

Instagramに育てているビカクシダを投稿しているビカクシダ愛好家がたくさんいる。

以下に、ビカクシダの原種18種類について品種名ごとのInstagramのハッシュタグへのリンクをまとめたので活用してほしい。

南アメリカ地域

※品種名をクリックすると、Instagramハッシュタグの検索結果にジャンプします。

さらに、品種改良によってビカクシダの品種は増え続けている。
そんなハイブリッド種であっても、ルーツをたどればこれらの原種にたどり着く。

ビカクシダの原種の特徴や育て方のコツを知っておけば、ハイブリッド種を育てる際にも役立つだろう。好みの株姿のビカクシダ探しのお役に立てば嬉しい。

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BOKUNARI

芸能界きってのビカクシダ愛好家。2017年からビカクシダ栽培を開始。好きな品種「P.Ginka」が紡ぐDNAに魅力を感じ、2021年からその胞子培養に着手。国内培養から誕生した選抜株を世界に送り出すのが目標。

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