ビカクシダを育てる中で「ビカクシダを飾る場所」を確保することは欠かせないもの。
最初のうちは壁面を利用すれば間に合っていても、ビカクシダの成長に合わせて大きくなったり、子株が増えたり。あるいは、新たな品種をお迎えしたり、胞子培養で大きくなった板付した株が増えるなどして、壁面だけではビカクシダを掛ける場所が足りなくなることが多い。
多くのビカクシダ愛好家が抱える「ビカクシダの栽培スペース問題」の解決のために、私は床に置けるビカクウォールをDIYしている。
今回は、「簡易ビカクウォールのDIYする方法」を紹介する。
はじめに:簡易ビカクウォールの完成形

この記事で紹介する簡易ビカクウォールの完成形はこのようなもの。
床に置けて好きな場所に設置できるビカクシダを飾るためのパネル状の「簡易ビカクウォール」となっている。
素人のDIYなので、改良の余地は大いにあるが、30分ほどで完成するし、使用しないときは解体して省スペースで収納しておくことも可能なので、アイデアの参考にしてもらいたい。
- DIYが得意ではなくても30分ほどで作れる
- キャスター付きでビカクシダを掛けたまま移動が可能
- 両面に掛けることで省スペースに大量の株を掛けられる
- 未使用時には解体して、再利用も可能
- 大株を掛ける場合にはやや強度不足
- 長期使用によって素材にサビが発生する
- 既製品を用いるので色やサイズが限られる
用意するもの:材料など

- 用意するもの
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- パネル(1枚)
- ラティススタンド(1組)
- クッション材(1本・40cm程度)
- 結束バンド
- 両面テープ
- カッター
- はさみ
パネルについて

メインパーツになるパネルは様々な素材やサイズがあるので、ご自身の環境に合わせてお好みのものを用意すると良いだろう。
ちなみに私は「Lacety(ラスティー)パネル」(和気産業)のシリーズで統一している。
ラティススタンドについて

パネルを立たせるための足部分にラティススタンドを用いる。
サイズや様々な形状の商品が販売されているのでお気に入りのものを選んでいただければよい。左右で1組(2個)使用する。
ただし、「ラティス支柱固定用のパーツ」では、今回紹介する方法ではパネルが設置できないので注意してほしい。
ある程度大きさと重さがあって安定感のあるものを用意したい。キャスター付きのスタンドにすると、ビカクシダを掛けたまま移動できるので便利。
クッション材について

メインパーツになるパネルは様々な素材やサイズがあるので、ご自身の環境に合わせてお好みのものを用意すると良いだろう。
ちなみに私は「Lacety(ラスティー)パネル」(和気産業)のシリーズで統一している。
簡易ビカクウォール作成手順

作成手順は以下のように3ステップでイメージしてもらいたい。
- 簡易ビカクウォールの作成手順
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- ラティススタンドにクッション材を取り付ける
- パネルを挿入し、クッション材で固定する
- 結束バンドでパネルを固定する
ラティススタンドにクッション材を取り付ける

クッション材を4等分(10cm程度)にカットする。

ラティススタンドの溝部分に、カットしたクッション材を1枚ずつ両面テープで固定する。
このとき、ラティススタンドの溝の底部から1cm程度開けておくと、後にパネルの縁部分の挿入がスムーズに行える。
同様に反対側のラティススタンドにもクッション材を取り付ける。
パネルを挿入し、クッション材で固定する

ラティススタンドの溝部分に、パネルを挿入する。
ラティススタンドとパネルのメッシュ部分の隙間を表裏からはさみ込むように、残りのクッション材を詰めてパネルを安定させる。

安定しないようならクッション材を追加するか、厚みのある両面テープなどを用いて、可能なかぎりパネルが安定するように工夫すると安心。
同様に反対側のスタンドも作業する。
結束バンドでパネルを固定する

ラティススタンドとパネルのメッシュ部分を利用して、結束バンドでパネルを固定する。
あらかじめラティススタンドには穴が開けられているので、そこを利用して結束バンドが通せる。

パネルのグラつきが気になる場合は、複数箇所を結束バンドで固定すると安定感が増す。

組み立てたパネルを立てたら、安定性を確認して、板付けしたビカクシダをパネルに掛ければ完成。
使用するパネルと板付したビカクシダのサイズにもよりるが、表裏両方から掛けられ、30株以上掛けることも可能。
私は胞子培養から選抜株を作出するのに役立った。
便利な応用アイデア

私は、パネルの下(ラティススタンドの間部分)に「ガーデニングトレイ(受け皿)」を置き、水やり後の水切りも同じ場所で完結できるように使用している。
床がビチャビチャに濡れることが防げて、水やりのたびに床を拭く手間も減るので便利。
おわりに:簡単DIYで賃貸でもビカクシダを飾れる場所が気軽に増設できる

今回は私のやっている「簡易ビカクウォールの作り方」を紹介した。
壁にネジや釘を打ち付けることもないため、賃貸物件でビカクシダを育てる際の栽培スペース作りにも最適だと思う。
壁掛けと比較すると、ビカクシダを掛ける位置が低くなるため、親株の作り込みといった高度なスキルを要する場合には育成ライトの位置など工夫が必要にはなるだろうが…
増えた子株の管理や胞子培養株の選抜などで大量の株を掛けるのには十分役立つ方法かと思う。
DIYが得意ではない私の考えた、ひとつのアイデアとして参考にしてもらえたら嬉しい。








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